【歯のケアでQOL向上!】デンタルケアの重要性とおすすめのフロス紹介【歯は全身の健康に関与】

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皆様「歯のケア」してますか?
歯の病気は全身の病気とQOL低下に繋がります。
定期的な歯科受診と毎日のデンタルフロスをお勧めする理由をご紹介します。
歯のケアを始めるのに「遅い」という事はありません。早速今日から「予防ケア」しましょう。

目次
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歯について

まずは「歯」について簡単に説明していきます。

歯の資産価値は?

・歯の本数・・・本来28~32本

・歯の資産価値・・・3,000万円

生まれながらにして3,000万円もの価値のある健康な歯を持っているのにもかかわらず、ケアを怠ってその資産を失っていくのは勿体無いです。

そして歯を傷めると治療にお金がかかります。

資産価値を下げないため、そして治療費用をかけないためにも、早速今日から「歯」という資産を守りましょう。

×歯が悪くなったら治療すればいい
歯が悪くならないように予防する

×歯が悪くなったら治療すればいい

歯が悪くならないように予防する

8020運動とは?

聞いた事のある方が多いと思う「8020運動」。

80歳で20本以上の歯を残そう!

つまり、自分の歯が20本以上あれば、ほとんどの食品を不自由なく食べることが出来るのです。

食事は人生における楽しみの大部分を占める行為です。

歯が弱って「食事中歯が痛む」「好きなものが噛めない」「歯ごたえが楽しめない」などの不具合が出ると、食事を楽しむことが出来ません。

また、噛むことで脳の活性化を図ることが出来ます。

歯が健康であることで、QOLが大きく向上します。

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歯の病気について

歯の病気と聞いて何が思い浮かびますか?

歯を失う原因となるものには、大きく分けて2つあります。

・虫歯

・歯周病

それぞれについて発生機序を簡単にご説明します。

虫歯

虫歯の発生機序
ミュータンス菌が口の中の食べカス(糖分)をエサにして歯垢(プラーク)を作る
②プラークの中で増えたミュータンス菌が酸を作る
酸が歯のエナメル質を溶かして虫歯を作る。

次のような症状は要注意!
  • 冷たいものがしみる!
  • 温かいものがしみる!(かなり進行している)
  • 歯が茶色に変色している
  • 歯に穴が開いている

上記のような症状のある方は今すぐ歯科受診をしましょう。

特に温かいものでしみる場合はかなり虫歯が進行している恐れがあります。

酷くなると湯船につかっていてもしみるそうです。

歯周病

実は歯周病は、虫歯よりも多いのです。

日本人の約8割が歯周病」だと言われています。

歯周病の発生機序
歯周病菌が口の中の食べカス(糖分)をエサにして歯垢(プラーク)を作る
②プラークの中で増えた歯周病菌が歯と歯ぐきの間の溝に入り、溝を深くする。(歯周ポケット
③そのまま放置すると歯を支える骨が溶け歯が抜ける

次のような書状は要注意!
  • 歯ぐきが赤く腫れている!
  • 歯を磨いた後血が出る!
  • 歯ぐきがブヨブヨしている!
  • 歯が浮いたような感じがする!
  • 少しグラつく歯がある!
  • 歯ぐきから膿が出たことがある!

上記以外でも、口臭が気になる方、歯ぐきが痩せてきた方、歯と歯の間に物が詰まりやすい方は要注意です。

歯周病を悪化させる原因

ここからは、歯周病についてもう少し掘り下げていきましょう。

歯周病を悪化させる要因は大きく分けて3つです。

細菌

人の口の中には400~500種類もの歯周病菌が存在しています。

もちろん、菌の数が多ければ多いほど歯周病へのリスクが高まる可能性があります。

体質

・健康状態や免疫力
・遺伝的な要素
・女性ホルモンの変化
・糖尿病

その人の健康状態や免疫力、遺伝的な要素、女性の場合は女性ホルモンの変化が影響します。

また、糖尿病の方は免疫細胞の働きが落ちるので、歯周病になりやすいだけではなく悪化しやすいという最悪な状況です。

環境

・ストレス
・運動不足
・不規則な生活
・睡眠不足
・喫煙

上記のような生活環境の及ぼす影響は非常に大きいです。

また、「喫煙」は、歯周病を悪化させるリスクが高まります。

<喫煙と歯周病>

タバコに含まれるタールが歯に付着

 ⇒プラークが付きやすくなる。

 =歯周病や虫歯になる

ニコチンが血管を収縮させる。

 ⇒酸素や栄養分の供給が不十分になる&免疫機能の低下を引き起こす。

 =歯周病菌の繁殖を促す。

タバコは百害あって一利なしです。

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歯周病が引き起こす病気

歯周病は口の中だけの問題ではありません。

歯周病が全身に悪影響を及ぼすことをご存知でしょうか?

肺炎

日本人の死因第3位の肺炎。

70歳以上になると70%の方が肺炎で亡くなっています。

口の中の歯周病菌が唾液と共に呼吸器に流れ込む。

⇒肺で感染を起こす。

アルツハイマー病

歯周病菌が生産する「酪酸」という物質が悪化の原因の一つ。

また、記憶を司る「海馬」の機能を低下させ、アルツハイマー病を進行させる。

糖尿病

★糖尿病によって免疫細胞の働きが落ちる。

⇒歯周病になりやすくなる。

★歯周病によりインスリンの効きが阻害される。

⇒血糖値コントロールを難しくする。

心臓病

歯周病の炎症により心臓血管系の異常を引き起こす。

重度の歯周病の方は、歯周病ではない方と比較して、脳梗塞や心臓血管系の病気の発生率が1.5~2.8倍高くなっています。

関節リウマチ

歯周病の炎症によって悪化する。

関節の痛みが歯周病の治療をした所改善が見られた事例があるそうです。

がん

歯周病や虫歯などの口内細菌の中には、発がん性物質を作り出すものも存在する。

日本人の死因第一位のがんさえも、歯周病と関連があります。

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歯のケアについて

それでは、虫歯や歯周病菌を予防するためのケア方法について見て行きましょう。

歯磨きについて

食べ物のカスやプラークの除去を行う歯磨きはデンタルケアの基本です。

歯磨きの基本
  1. 起きたらすぐに磨く!
  2. 就寝前は念入りに!
  3. 食後30分がベスト!
  4. 磨きやすい歯ブラシ選び!
  5. 歯ブラシは「鉛筆持ち」で優しく!
  6. 順番を決めて細かく!

まず、起床後すぐに磨きましょう。寝ている間は唾液の分泌が減り、最も細菌が繁殖しやすいのです。

起きてすぐの口腔内は細菌だらけ。歯磨きせずに水を飲んだり食事をするのは大量の細菌を体内に取り込んでいるという事です。

上記の理由から、最も細菌が繁殖しやすい就寝中にプラークを残さないためにも就寝前の歯磨きは一日で一番念入りに行ってください。

食後すぐに歯を磨くのは一見良いことに思われますが実は間違い。

食後すぐの口の中はプラークが生み出した酸で酸性になっているため、歯ブラシの毛がエナメル質まで削り落としてしまう可能性があります。

食後30分程経てば、唾液の作用で口の中が中性に戻るので歯の表面を傷つけにくくなります。

磨きやすい歯ブラシを選ぶことも大切です。

歯ブラシ選びのポイント

★毛の硬さは「ふつう」か「やわらかめ」

⇒硬い毛は歯や歯ぐきを傷つける可能性があるので注意。

★小さめのヘッド

⇒小回りが利きやすく奥歯にも届く。

★持ち手はストレートタイプ

⇒鉛筆持ちをするため。

鉛筆持ちにする理由

★あらゆる角度で毛先を動かしやすい

★力を入れすぎずに磨ける

磨き残しをなくすためにも、磨く部位の順番を決めるのがお勧めです。

<磨き残しになりやすい部分>

★歯と歯の間

★歯と歯ぐきの間

★奥歯のかみ合わせ部分とその裏側

歯間ケアについて

虫歯の始まり約90%が歯間からです。

それにもかかわらず、歯ブラシによるブラッシングでは歯間にたまったプラークがほとんど取れていません。

<歯の間のプラーク除去率>

★歯ブラシのみ

60%

★歯ブラシ+歯間ケア

80%

歯間ケアを行うだけで、プラークの除去率がグンとアップします。

まだ取り入れていない方はぜひすぐに始めて下さい。

歯間ケアにオススメの道具はズバリ「フロス」です。

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デンタルフロスについて

デンタルフロスのメリット
  1. 歯ブラシでは対応できない汚れが除去できる!
  2. 歯と歯の間に隙間が無くても使える!
  3. 常に清潔な部分を使用出来る!
  4. 歯と歯ぐきの境目にも入り込める⇒歯ぐきの溝のプラークも除去することが出来る!

フロスを使い始めて驚いたのは、歯磨きをした後でも食べカスやプラークがたくさん残っているという事です。

フロスをすると、ほぼ必ず食べカスが出て来ます

今まで歯磨きしかしていなかったことを考えるとゾッとするくらい。

特に歯と歯の間の隙間が狭い方は効果が実感しやすいのではないでしょうか?

私の場合、ほぼ必ず食べカスが挟まっている部分があるのですが、そこは歯と歯の間の隙間が狭い奥歯です。

フロスは細い糸状なので、狭い歯間にも入り込むことが出来ます

また、使用した部分を指で巻き取っていくフロスだからこそ、使用する部位ごとに清潔なフロスを使用できるのでとても衛生的です。

所謂「糸ようじ」のようなタイプだと、持ち手があるので使いやすい反面、歯間に出し入れした汚れた部分を他の歯間に使用する事になるのでやや衛生面に欠けると思います。

とにかく一度使うのが習慣になってしまえば、もう使わずにはいられなくなると思います。

ちなみに、私は汚れたフロスを巻き取る側の手にだけ100均のビニール手袋を装着、汚れたフロスを直接手で触らなくても済むようにしています。快適なのでとてもお勧めです。

オススメフロス4選

ドラッグストアや通販で様々なデンタルフロスを使用して来ました。

その中でも良かったものをランキング形式でご紹介します。

フロス選びの参考にしていただけたら幸いです。

第1位

「fluorfloss(フロアフロス)」

フロアフロス

毎日使うものだから大容量なのが嬉しい。

さっしーこと指原莉乃さんが愛用品としてYouTubeで紹介されていました。

適度な太さも使いやすいです。

よく見たら中の残量が確認できるようになっているので安心です。

第2位

「SMART FLOSS(スマートフロス)」

スマートフロス

糸は太めです。

でも、狭い歯間にも難なく入り、その糸の太さによって汚れをしっかりとかき出してくれます。

私はいつもiHerbで購入しています。

1つ¥433ほどで購入できます。
(時期によって価格変動あり。)

第3位

「rucello floss(ルシェロフロス)」

ルシェロフロス

歯科で販売しているフロスです。

歯科医が選ぶフロスという事で、間違いないでしょう。

使用感は好きなのですが、スマートフロスより細めで個人的には少し物足りない感じがします。

第4位

「ガム・デンタルフロス」

ガム デンタルフロス

ドラッグストアで購入できるのが手軽で便利です。今までドラッグストアで数種類のフロスを購入して使用しましたが、こちらが一番気に入りました。

「ふくらむタイプ」なので、口の中で膨らんだフロスが汚れを絡め取ってくれます。

ただ、糸がダントツで細いので物足りなさが否めません。

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その他のデンタルケアについて

今では欠かせないデンタルケアアイテムもご紹介します。

歯磨きジェル

歯磨きに必要な物と言えば「歯磨き粉」です。

しかしこの歯磨き粉、歯にとって良いとは限りません。

発泡剤が入っていて、泡立つことにより歯磨きが不十分だったとしても磨けた気になってしまいます

他にも、発泡剤の影響でその後の食事がまずくなってしまうことがあります。

その原因は「ラウリル硫酸Na」。

歯磨き粉を使用した歯磨きの後にオレンジジュースを飲むとまずくなる経験をしたことはありませんか?

その時、お口の中では「味覚障害」が起こっているのです。

起床後すぐの歯磨きで、朝食の前に味覚障害を起こすのは嫌ですよね。

そこで、味覚障害が起きない(=発泡剤が入っていない)歯磨きジェルをお勧めします。

ConCool ジェルコートF

私が愛用しているのは「ConCool(コンクール) ジェルコートF」。

歯科でも販売されている、医薬部外品のフッ素コート歯みがきジェルです。

コンクール ジェルコートF
90g
¥1,100(税込)
<効果・効能>
ムシ歯の発生および進行・歯周炎(歯槽膿漏)・歯肉炎の予防、口臭防止。

ほんのりミントの香味で、泡立たず味覚障害も起こらずとても気に入っています。

私は楽天で送料がかからないようにまとめ買いしています。


マウスウォッシュ

歯磨き⇒フロスの後は、しっかりうがいをすることが大事です。

フロスでかきだした汚れをうがいで確実に吐き出しましょう。

そのうがいの仕上げに私が使用しているのは「マウスウォッシュ」です。

コンクールF

私が愛用しているのは「ConCool(コンクール)F」です。

こちらも歯科にて販売している医薬部外品の薬用マウスウォッシュです。

コンクールF
100ml
¥1,100(税込)
<効果・効能>
ムシ歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防、歯槽膿漏の予防、口臭の防止。

こちらもほのかにミントの香味があり、刺激なく使用する事が出来ます。

水に5~10滴入れて口をすすいで使用します。

数滴なのでコスパが良いです。

私はこちらも楽天で送料がかからないようにまとめ買いしています。


乳酸菌タブレット

虫歯のない人から見つけた「ヒト由来の乳酸菌が使用されたタブレットです。

ラクレッシュPRO

歯科医院専売商品の、1日3回、食後に1粒ずつ食べるタブレットです。

1歳半を過ぎたお子様やご年配の方、妊娠中の方でも大丈夫。

飲み込んだり噛んだりせずに、口の中でゆっくり溶かします。

ラクレッシュPRO
90粒
オープン価格

ヨーグルト風味で食べやすいです。砂糖不使用でキシリトールが甘味料として使用されています。

就寝30分前までに食べ終わるようにします。

私はこちらも楽天で送料無料の所を選んで購入しています。


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歯科で定期健診

皆様、歯科には行っていますか?

虫歯などの治療のための通院はもちろんですが、問題が無くても「予防」のために通院する事がとても重要です。

どんなに自力でケアを頑張っていても限界はあります。

完全にプラークを除去するのは不可能だと思いましょう。

歯科の先生によると、どんなに上手に歯磨きをしても、下の前歯の裏は磨ききれないそうです。

そして、その除去しきれなかったプラークは時間経過と共に歯石となります。

歯石になってしまうとホームケアでは太刀打ちできません。

そうなる前に、または、歯石除去のために、歯の異常を感じなくても定期的に歯科で検診を受けましょう

虫歯や歯周病の予防や早期発見に繋がります。

まとめ

歯を守るために
できる事
  1. 歯磨きは1日4回!
  2. 朝起きたら一番に歯を磨く!
  3. 就寝前の歯磨きは特に丁寧に!
  4. 必ずフロスを使用する!
  5. マウスウォッシュや乳酸菌タブレットで更に歯を守る効果アップ!
  6. 異常が無くても定期的に歯科で検診を!

いかがでしたか?
デンタルケアや歯科受診は、慣れないうちは「めんどくさい」と思うかもしれませんが、習慣になってしまえば「当たり前」だったり、「やらない方が落ち着かない」と思うようになります。
歯とのお付き合いは生きている限り続きます。
折角なら、長く健康を保って、美味しい食事を楽みたいです。
早速今日から、「予防」しましょう。

参考文献↓


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この記事を書いた人

コスメが大好きなコスメブロガー。
「分かりやすく正直なコスメレビュー」をモットーにブログを書いています。
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